12月のガーデニングレクでは、晩秋から春にかけて花が咲くサクラソウ科の植物の寄せ植えに取り組んで頂きました。
まずは「ガーデンシクラメン」。
『冬の鉢植えの女王』と呼ばれる鉢花の代表格であるシクラメン。
その中から比較的寒さに強い原種を元に育成された、屋外での栽培が可能な小型のシクラメンで、1996年、埼玉県本庄市の花き農家さんによって誕生したとのこと。
萼を包み込むように反り返った花弁が特徴的です。
もうひとつは「ジュリアン(プリムラ・ジュリアン)」。
ヨーロッパ原産のポリアンサとコーカサス原産のジュリエを交配した植物で、その生みの親はこれまた日本、著名な育種家の手によるものなのだそう。
桜のような浅い切れ込みが入った花弁、黒以外は揃っていると言われるほどの豊富な花色のバリエーションで、冬の寄せ植えでの定番となっています。
草丈に高低差のある2つの花々を寄せ植えることで、バランスの取れた寄せ植えに仕上がったようです。